みずかがみ

奈良の天河で本当の自分と出逢い、不思議な体験をしました。人生の日々の學び、湧いてくることを心のままに綴っていきます

★不良編⑨★ 地獄行きの片道切符


修学旅行も終わり、相変わらずやんちゃばかりしていました




道行く人にガンを飛ばしたり他校のヤンキーと対立したり悪い先輩の車で何処かに出掛け悪さばかりを繰り返した




夜は家に帰らず朝帰りの毎日




そんな中で、ある人が自分のせいで死んでしまう出来事が起こりました。




頭が真っ白になり、部屋で3日間泣きました。




自分はこの十字架を一生背負って生きていかないといけない




自分は幸せになる資格のない人間だ




地獄行きの人間だ。







そう確信して生き始めました。地獄行きが決定してしまったので開き直って更に悪さばかりしました




今思えば自分を完全に見失ってたと思います。




そして遂にその時はやってきます




いつものように地元の2人と軽トラを盗んで走っている時に警察とすれ違う




俺たちは急いで近くの駐車場に逃げ込んだ




あの時のなんとも言えない緊張感と汗は今も覚えてる




駐車場に追いかけてきた警察が入ってきた。どうやら軽トラ泥棒の情報が出回ってたみたいだ




マイクで警察が叫ぶ




『今すぐ降りて出てこい!!!』




3人でアイコンタクトをして、俺とB君は全力で走った




C君は軽トラを運転して逃げた




警察が叫びながら追いかけてくる。捕まる、そう思った瞬間パトカーは俺とB君を通り過ぎていった




『待てこらあぁあぁああ!!!!!』




警察がブチ切れる




軽トラのC君を追いかけてカーチェイスになった




俺とB君は茂みに隠れて息を潜めた




30分してもC君から連絡はない。警察もこっちに帰ってこない




僕とB君はこんな状況なのに楽しみ始めてた。何かが麻痺し始めたのか、警察に見つからずに自分の家に帰るスリルがたまらなく感じた




後から聞いた話だが、C君はドリフトして軽トラで狭い道路を横向きに塞いでパトカーの動線を絶って走って逃げたらしい




自分の運転スキルを自慢げに話してた。




俺たちも無事家に着きそうで安心していた




その時、父親から着信が来た




今の時間は午前3時だ。




バレたということがすぐに分かった。肩の力が抜け最悪だという気持ちが全身を駆け巡った




どうやらC君が軽トラにケータイを忘れたらしく、それで全てばれた




僕たちはパトカーに押し込まれ警察署に連行された




そして午前4時から取り調べが始まった




ウソの辻褄を合わせようとB君に言われ、俺はウソの供述をした




警察にお前だけ話が合わないと言われる




どうやらBとCにハメられたらしい。地獄行きの俺はますますどうでもよくなった




午前5時になりあくびがとまらなくなってきた




あくびをした瞬間、警察に胸ぐらを掴まれて壁に叩きつけられた




『警察なめんなよこらああぁあぁあぁああ!!!!!!!!!!』




またか。中学の担任から始まり学年主任、高校の教師、親、大人大人大人




こいつらは恐怖と大声で制圧するしか能がない




殺してやろうかと思った。




今思い出すと、相当大人という生き物を恨んでました。




自分がなぜこうなってしまったのかも理解出来なかった。家庭環境や学校のせいだけではないだろう




自分の傲慢さと未熟さが招いた結果なのは間違いない。だけど、俺は死んでも大人にだけはなりたくないと強く思った




こんな腐った生き物になるくらいなら死んだ方がマシだと思った。





自分の中にくすぶってる少年の無邪気さや純粋さだけは絶対に失わないと決めた




そして、嘘をつき反省の態度が見られない俺たちは裁判にかけられることになる




長くなってしまいました。




次回は裁判所の話から書きます!




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