みずかがみ

奈良の天河神社で本当の自分と出逢い、不思議な体験をしました。2019年1月1日より踊りで日本一周を開始します

◆漁師時代(13)◆ 故人からのメッセージ







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今日も心のままに想いを綴ってみます






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こんばんは




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自伝の続きです☆




車で走ること数時間、和風の大きな家に着いた




中に入ると大きなおばあさんと30代くらいの女性が居た。家業のようだ




そして何よりとんでもなくでかい神棚があった




『お母さんは別の部屋で待っててください』




母には別室に行ってもらい、3人での対話が始まった




『ずっと後ろで君の心配してる』







後ろの人って




『亡くなった〇〇、まだあなたの後ろに居る。この4年ずっとあなたのこと見守ってる』




絶対知るよしのないことを突然言い当てられた




しかもそれは故人のことだ。




あまりの衝撃に言葉が出なかった




でも、不思議と何故知ってるのという疑問は浮かばなかった。レントゲンを撮られるような、そんな見透かされた感覚だった




それに、故人のことは思い当たる節があった。




『あなたのことが心配でとても成仏出来なかったんだね』




……。




『漁師、もういいんじゃない?十分頑張ったよ』




『辞めないです』




『辞めてほしいって言ってるよ。心配で成仏出来ないって』




……。




『わかりました』




この時、正直全く辞めるつもりは無かった。ただこの場をやり過ごしたくて、ちゃんと成仏してほしかった。




『じゃあ、帰ってからちゃんとお別れするんだよ』




多分この人達には辞める気がないこと見抜かれてたと思う




だけど、それでも父との約束を破りたくなかった




3年続けると指印まで押した。意地だし裏切りたくなかった。死んでも続けるつもりだった




結局お別れをする約束をして家に帰ってきた




指示された通り机を置いて座布団を敷いて、飲み物を2つ置いた。




『1人でお別れしたいから母さんは下に居て』




そう言って部屋には僕と故人の2人になった




目には見えないけど、確かにそこに座ってる




話を始めるとそれはより明確に感じた




『久しぶり、元気?』




側から見たらただの独り言だ




『うん。元気』




不思議と頭に直接言葉が伝わってくる




『これでお別れか…』




その時、突然何かが込み上げてきた




僕は大粒の涙を流した。今まで失ってた心の喜怒哀楽が、哀しみが突然吹き出してきた




『漁師を辞めたくない。さよならをしたくない』




もう成仏してしまう悲しさと漁師を続けたい気持ちで感情がぐちゃぐちゃになってた




『もう頑張らなくていいから』




その優しい言葉が心に染み込んだ




そして、辞めると約束をして、お別れをした




フワァっと天使のように上に行った。そして部屋に一人残された




どれくらい泣いたかわからない。とにかく枯れるまで泣き続けた




それでも、まだ辞めたくない気持ちがあった




その日の夜、おばちゃんと電話してそのことを話してた




いつもは優しいおばちゃんが、突然強ばった声で言った




『こうちゃん、もう船に乗ったらだめ。死んだら、死んだら何にもならない。生きてさえいれば何とでもなるから』




今まで、ただの1度でもやっちゃダメなんて言わなかったおばちゃん。最初で最後の指示だった




死んだら何の意味もないの言葉が深く胸に刺さった




そして仲の良い方にも相談した。その人も死を予感してた




『戦争に行くくらいの覚悟があるのなら、止めない。気持ちを尊重する』




そんな風に言ってくれた




それでも、僕は自分を止められなかった




次の日、出航する為に港に行った




数週間ぶりに船員に会って、無事を伝えて出航の用意をする




もちろん無事なわけがない。心はズタボロだし病気は全く治ってない




それでも、それでも男の約束をどうしても破りたくなかった。







出航する前に見た海、あの景色は二度と忘れない




真っ黒な海。漆黒の海。ここに行ったら自分は生きて帰れないとすぐに分かった




手が震える。死ぬと分かってて、それでも出航出来るのか




『死んだら何の意味もない』




おばちゃんの言葉が重くのしかかった




迷う暇もなく、船は出航した




その時、身体が勝手に動いた。気が付けば出航した船から港に飛び乗ってた




そして戸惑う船員の人に泣きながら謝った




『ごめんなさい、辞めます』




涙が止まらなかった




悔しくて情けなくて、拳を強く握った




その場に立ち尽くして、哀しみを味わった




当たり前じゃないこの喜怒哀楽を。




そして、そのまま僕は漁師という仕事を辞めた




終わります☆




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