みずかがみ

奈良の天河神社で本当の自分と出逢い、不思議な体験をしました。2019年1月1日より踊りで日本一周を開始します

◆漁師時代(14)◆ 精神病と高校編入


漁師を辞めて、これから何をしていいのか全く分からなかった




家でずーっとダラダラしているわけにもいかないし、どうすれば治るのかも分からない




母は、病院に行かせたい気持ちと行かせたくない気持ちでせめぎ合っていた




精神に絶望して引きこもってた時でさえ母は精神病院に行こうとは言わなかった




自分の息子がそんなはずないという気持ちと、世間体を気にしてたんだと思います




精神病院に良いイメージなんて無いし、誰かに見られたものなら噂をされるに決まってる




だから病院には行けなかった。




とりあえずバイトをしようと思った




すると案外すぐに見つかった。海鮮料理の居酒屋だ




僕は魚を捌けるという理由で雇われて、いきなり寿司を握ったり刺身を切るポジションに入ることになった




そして、海鮮丼というオーダーが入り機械から伝票がビビッと出てきた




その時、突然手が震え出した




料理を作ろうとしても手が震えてうまく作れない。頭が全然回らない




何かがおかしい




2件伝票が入ればもうパニックで何も出来なくなった




パニック障害のような症状でした




そんな僕は使い物にならなくて冷たい目で見られた。そしてネガティブなエネルギーが漏れてたのか、陰で酷いことを言われていた




『使い物にならないし陰気が移るから辞めてほしい』




陰で聞こえないように言ってた。だけど全部聞こえてた




結局2か月も経たずに辞めてしまった




家で途方に暮れていた




『頑張りたいけどどう頑張ればいいのか分からない』




一度壊れた心は本当に厄介で、コントロールも効かないしメンタルもズタボロで普通に生きることが困難だった




リハビリがしたかった。




そんな時、ふと定時制の話を母が始めた







『今、募集期間だから高校に行かない?』




今さら高校、なんでと思った。だけど他に何も出来ることがない




高卒が無いと蔑まれる世の中を憎んで、中退を貫いて全員認めさせてやると誓ったはず。だけどそんな牙はもう完全に折れてた




『リハビリになるならなんでもいい』




素直に高校に行こうと思った。高校も、情けないけど取り直そうと思った




高校に問い合わせると、僕は高2までの単位がまだ生きてるから頑張れば1年で卒業出来ると言われた




もうこれは行くしかないと思った




リハビリがてら1年高校に行って、なんとか社会復帰しようと思った




そして、20歳の高校生になった。高校3年生、年齢が3歳年下の子達のクラスに編入した




2度目の高校生、学ランを着て新車のエクストレイルに乗り高校に行くという不思議な生活が始まった




終わります☆




長かった漁師時代も今回で終了です!




ほんとに、すごく長かったです。笑 でも書きながら懐かしくて、僕が楽しませていただきました。




読んで楽しんでいただけたのなら幸いです




次回からは『◇芸大生活◇』シリーズをお送りします^ ^




是非お楽しみに☆




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